社内で不要な衝突を避ける3つの方法

「推し進めたい仕事があるのに、上司が理解をしてくれない」
「こちらの考えている趣旨とはまったく違うことを指示されてしまう」
そんな歯がゆい思いをしたことはありませんか?

新規で提案をした企画の趣旨が上層部に理解されず、通らない。なんとか通ったプロジェクトの責任者として陣頭指揮を執り、企画を推進していく中で上層部や関係各所の意見を反映しなければならなくなり、企画そのもののゴール地点が変わってしまった、というのもよく聞く話です。もちろん会社ごとに、また個々のプロジェクトごとに事情は違うものですが、意見の衝突によって当初の方針が変わることはなるべく避けたいものです。

では、どうすれば社内で意見の衝突や食い違いを回避し、仕事をスムーズに進められるのでしょうか。

シチュエーション別の衝突例とその対策

1.社内で新規事業の企画が通らない!

今まで自社では展開していない新規領域、顧客の潜在的ニーズを踏まえた事業案。しかし、判断する役員は、既存の事業での成功体験から判断しがちです。既存事業とは異なる領域や新しい視点からの事業案では判断もしづらく、企画を通すことは困難になってしまうでしょう。
このときに大切なのは、判断をする側からどのような意見が出るかを立案時点から考えることです。懸念事項はないか、新規事業による売り上げ予測や、他の事業への影響を盛り込むなどもそうですが、何より「新しい事業だが、顧客アンケートの定量的結果から勝機がある」といった、新規事業が成功しうる理由を盛り込むことで判断もしやすくなり、出る意見も建設的なものを期待できるようになるでしょう。

2.他部門とのすれ違いが多くて連携がとれない!

部門間にまたがる大きなプロジェクトでは、それぞれの部門の立場から意見が衝突することも。その原因は、情報の共有不足によるすれ違いかもしれません。情報が足りないことで、プロジェクトの内容や目標に認識のずれが生じ、結果として連携が取れなくなってしまいます。
このような事態を避けるためには、まずは会社全体としての大方針に基づいたプロジェクトであることを説明し、共感や理解をしてもらいましょう。また、プロジェクト実現させることが各部門の目標達成にも貢献しうることを示しましょう。実際にプロジェクトを進める際にはこまめにコミュニケーションを図り、情報の共有を最大限にすることです。

3.上から「イメージしていたものと違う」と言われた

トップ直轄の新事業でも、実際は実行リーダーとトップ間で密なやり取りができていないケースが散見されます。実行リーダーの持つイメージとトップの抱く新事業イメージのすり合わせができておらず、結果として企画案にNOを言い渡されることは珍しくありません。
このケースを回避するために、トップの意図や期待、展望をチームが理解する必要があります。そのために、まずは実行リーダーがトップと同じ新事業のビジョンを共有できるまで徹底的に話し合いをしましょう。実行リーダーが意図を十分に汲み取れていれば、チームでの意思共有も実行に移すことも、スムーズに進行できるようになるはずです。

関係構築もプロジェクトの準備のうち

基本的には組織の利益を求めるという最終目的は同じ会社に属する社員であれば、上司であっても他事業部の社員であっても同じです。円滑に仕事を進めるためには、一方的に理解を求めるのではなく、理解ができるよう認識を共有することが大事です。考え方や捉え方に齟齬があると感じたのであれば、のちのち大きな意識のずれになってしまいますので、決してそのままにしてはいけません。
プロジェクトに関わる全員が、同じ方向に目を向ける。そんな関係づくりをしていきましょう。

上記記事は、本文中に特別な断りがない限り、2022年4月4日時点の内容となります。
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